PS4のスペック
PS4発表されたなぁ。
まぁ、僕は全ハードこれまでも買うか頂いてるんで、多分発売日に買うだろうけれど。
今回の発表は兎に角SONYの財務がヤバいんだろうなってわかるような発表だった。後、技術デモに終始していたので兎に角PC環境のムービーだったり、ムービーだったり、ムービーだったり…。実機がまだ出て来てないって言うのがなぁ…(苦笑)
財務がヤバいって言ったのは完全にCellは捨てて来て、Vitaに同じく既存の調達可能な汎用パーツで構成されてたからなんだね。
俺、SONYの人間にと言うか。SCEの人間に知り合いいてるんだけど、彼が愚痴る程だからなぁ…。
でも、逆に考えれば既存パーツで合わせれば組み易いしPCとのマルチ展開なんかはやりやすそうだよね。値下げはPS4が売れても売れなくてもコストは下げ難いんで価格は冒険出来ないだろうけど。
さて、ネガティブな事ばかり言っててもなんなんで、WiiUの時の考察の時と同じくPS4も考察してみた。
Jaguarは1コア3.1平方ミリのダイサイズは24.64平方ミリでオクタコア(8コア)構成。これはAMDだとEシリーズ該当でモバイル向けのノートPCに使われるCPUだね。
Bulldozerは1コアあ たり28.5平方ミリ。当初SONYはこちらを使いたかったのだろうけれど、2013年末の発売を目指すと納期の関係上Jaguarを使うしかなかったんだと思う。CPU1コア辺りの実行性能はWiiUのCPUよりも劣るかな。
APU構成、と言うよりもどちらかと言えばRadeon HD78xx番台にモバイルノートPC向けのCPUが付いたような構成。
最もグラフィックボード周りとGDDR5のメモリ8Gで押し切る感じの構成なんで。奇しくもWiiUと基本的なアーキテクチャはかなり似通ってしまっているね。昨今のコンシューマーゲーム機はグラボで押し切る構成がまぁ基本なんだろうね。
PS4は1.84TELOPSで、PS3は1.8TELOPSとあまり差異がないのだけれど、これはPS3の方がPS2時代の6600万ポリゴン病のように、ピークスペックのRSXの理論値の方を出して来てて、PS4の方が実行性能に近い物を出して来ているからだと思うけれど。
4k解像度はね、11月時点のWiiUの考察で、俺が少しPS4の考察もしたようにやっぱり動画及び静止画のみ4k解像度で正しかったね。
どのみち今の技術ラインだと4kに対応させたところで秒間30フレームが限界だし、4kテレビが殆ど出て来ていないしね。CDが聴けないのも想定の範囲内。
PS1からPS3までのGaikaiクラウド対応予定は、まぁCellとアーキテクチャが違うのでそうせざるを得なかった買収劇なんで。あれはあれで正しい買い物だと思うよ。
ただGaikaiの必要最低環境が割と高いので、今ネットがADSLやモバイルルーター、無線LANなんかの人間は一部レイテンシが致命的になるかも知れないね。
もっとも有線の人間でも激しいアクションゲームなんかは致命的なんで、格闘ゲームやFPSはクラウドでって言うのは厳しいね。比較的動きの少ないRPGやシミュレーションなんかはGaikaiで十分だろうけどなぁ。
今回のこのPS4のスペックは兎に角冒険は避けてるんで、WiiとPS3の時程グラフィック周りで差異は出ない構成だね。寧ろアーキテクチャ似てるし。グラフィック周りの見た目は完全に飽和点に突入していると思う。
飛び抜けて高性能と言うと訳でなく、好意的に言えばまぁまぁ。少し悪く言えば現在のミッドレンジのノートパソコン位のスペックだけれど。コンシューマーゲーム機はコスト等の関係からこれは仕方ないし。ゲーム機はもう完全にスペックで客寄せは出来ずにキラータイトル。俗に言うAAAタイトルでその後が決まる戦略なんで。
平たく言えば面白いゲームが用意出来るか。これに限るね。
最後に値段予想だけれど、これは既存パーツを使ってるのでPS4が売れても売れなくても。そう言う前提でもコストは下げにくいので、逆鞘覚悟の値段設計は出来ないので4万から5万円位だと思うよ。これは自信ないから外れてるかも知れないけど。