宇宙の過去(後編)

Posted by Futatsubashi on 1st 11月 2022 in No Man’s Sky, PC GAME, ゲーム(電遊戯)

【前回までのあらすじ】

自ら知り得た宇宙の曆史をナルに再確認していくぼく。その内、段々とナル自身の表情が曇っていき、ナルは自分自身の事を語り始めるのでした。

↑ここまでが、前回までのあらすじ。

1800京の星々、彼はその全てを見たい。そして知りたいと言う探求心に駆られたようです。啊啊(あぁ)、やはり以前レイラインでアトラスがぼくに見せた始祖のトラベラーはあなただったのか。ずっとそんな気がしていました。

そしてあなたは、アトラスを呪い、アトラスと対峙した。宇宙の全てを知るために。

そして彼は、永遠との対峙を生き延び。半死半生となっても、なおも自身の宇宙の全てを見たそうです。ナルの深い知識の源泉は、そこにルーツがあったようです。そして彼は、それら知識の全てを持って帰り、アトラスに問います。

「私を誇りに思うかどうか」

しかし、アトラスはそんな彼を一笑に付します。所詮この宇宙は多元レイヤー構造に積み重なっている、多元宇宙(アトラスサーバー内の)。彼の見た宇宙など、1つの軸の薄い膜にしか過ぎないのでした。

全ては無駄だったと悟った彼は、その日から表舞台から姿を消したようです。しかし、今この多元宇宙の膜(パッケージ版として隔離された個々のソロゲームとしてのNo Man’s Sky)が薄くなっている(オンラインマルチモードの実装)。

この宇宙に何かが起きている。永遠性を持つはずの、永遠と対峙した自分だけは決して消えたくはない。そして、自分だけがアトラスに起きている異常事態を解決出來る資質があるのだ。それがナルの真意です。

しかし、もうアトラスは彼に語る事はありません。やはりぼくの推測通り、ナル自身は既にアトラスに見捨てられていたのです。也許(多分)彼は罪を犯したから。

ここからは、ストーリー上のミスリードである可能性もあるのですが、彼の罪とは多分。彼の元の姿はヴァイキーンの英雄ナルの気がします。センチネルに対して、センチネル絶滅を仕掛けたために、センチネルはアトラスから離れ(謀反)、アトラスの異常事態が進んだ。

故にナルは、よかれと思ってした行動で自ら楽園を手放してしまった。その日から、アトラスは彼に語らなくなったのだと思います。

ぼくはそっとナルの下を離れると兼ねてから思っていた事を実行に移すのでした。

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