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30 Anniversary

Posted by Futatsubashi on 4th 6月 2017 in 日常, 自分の話

※6月4日09:40追加、み先生イラスト。

皆さん今晩和。俺です、二ツ橋陽輔君です!!はい、とうとう20代終焉の刻がやってきました。三十路おじさん爆誕の二ツ橋陽輔聖誕祭のはじまりはじまりーだぜ!!

なんだろ、三十路になってもやっぱり子供の頃に思ってた大人と違う。

人の屑で、似非意識高い系で、似非フェミニストで、外道で、極悪人なのはついぞこの年齢まで変わらなかったなー。

まぁ最近世の流れとかをボーッと見てると、子供と大人の違いなんてほとんどないもんな。小さい頃には大人ってもっと理路整然としててさー、ピシーッとしてるもんだと思ってたけれど。

全然そんな事はなかったぜ!!

※み先生からのお祝いイラスト。

※み先生の心の友達かつ、自分の女の子友達からのお祝いイラスト。

(※Anniversaryリアルタイム手動更新中)

Web小説-武装決起カード大決戦4-

Posted by Futatsubashi on 2nd 10月 2009 in Second Life, 小説, 武装決起カード大決戦

壬黒龍。
後の歴史に於ける赤の日以降、世界を駆け抜けた世紀の大悪人。
全ての『環』より外れた、大宇宙の輪外れ人。

彼はどんな時でも、我々と共にある。

「躍動し、そして変動を続ける歴史の変わり目に気付かねば例えナチであろうと。爆雲斎であろうとも!!後に残るのは滅亡だけだ!!」

ダンッ、ダダダダダッ!!

壬黒龍の叫びが奥飛騨山中に木霊する時。
地に堕ち、舞い上がり、四散し炸裂する巨大岩石を蹴り飛ばし、ヘリにまで高度を近づける人影が現れる。

レッドか!?はたまた神野であろうか!?
周りの人間の誰もがそう思ったが、現れた男はそのいずれもと違っていた。

灼熱の岩盤と舞い上がる砂塵を割って出たのは。

「ブラックドグマぁ!!ブラックブラックブラックドグマぁぁぁぁーーーーっ!!!!」

奇怪な奇声を発して壬黒龍の前に割って入ったのは、一人の年老いた老人だった。
北別府一派なる刺客の、いずれもが沈黙を保つその様から。

彼の正体に関する答えは明白であった。

「来たか!!お下劣な奴めっ!!北別府御下劣斎!!俺のこの腕から、ブラックドグマを剥ぎ取って見ろ!!」

北別府一派首領の日本刀が、壬黒龍を捉えたその時。
薄赤い光を鈍く放つ、黒き羽が不気味に漆黒の空に舞った。

同時に暗黒の杖が光臨する。
これがブラックドグマ、後に『七つのオーパーツ(失われた財宝)』と呼ばれる事になる武器群の、そうだこれが筆頭だ。

神の神器が我々の眼前に姿を現したのだ。

「あれがブラックドグマ…、だがしかし私達は、悪魔と手を結んででも。人類の明日を掴まなければならない!!」

神野はそう呟く。
悪魔であると、神ではなく悪魔であると。
いや、神でもあり。また、悪魔でもある。それが、ブラックドグマと呼ばれる杖の、その本質なのかも知れないと私は思う。

故に人はその使い方を誤ってはいけない。
そして壬黒龍は。

「来いっ!!薄ら下郎!!ブラックドグマのこの力、恐れぬ者は抗ってみろ!!」

振り下ろした。
凄まじい閃光が迸り、北別府御下劣斎の右腕が消し飛んだ。

ここに至り、誰もが彼の死を確信したであろうが。だが、彼には未だ切り札があった。
世界を焼き尽くす、地獄の切り札が。

確かな笑みが彼より毀れた。窮鼠猫を噛むの、その言葉の通りに。
彼は確かに笑った。

「この北別府の生涯を賭けた野心作!!地獄の業火より来たれ、ヘルズファイアーーーーっ!!儂はこの時を久しく待っていた!!」

春の夜桜散るが如く、桃の灯が闇夜を照らす。
世にブラックドグマがあるならば、これが対抗ヘルズファイアー。

ブラックドグマに似た杖が、その時邪悪な産声をあげた。

-つづく-

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Web小説-武装決起カード大決戦3-

Posted by Futatsubashi on 2nd 10月 2009 in Second Life, 小説, 武装決起カード大決戦

「来おった!!やはり、柚子の腹中より出土した神のカードに導かれるように…」
「柑橘斎様!!このままの速度でいけば七日以内に、反物質惑星オズマと七つの支星(衛星)は、ここ若葉隠れの里に直撃します!!」

かの言葉を聞くや否や、男は走り出した。そう、己の信念を貫き通さんがため。
愛する者達との約束を、そして信義を全うせんがため。

男は走る。
走る、走る、走り抜ける!!例え目の前に百難千苦があろうとも。男は走り続けるだろう!!

バシュッ!!
竹林のざわめきと共に、彼等は男を狙って降り注ぐ。
まさに人間弾丸その物と呼ぶに等しい。

「北別府様の勅命により御命頂戴致す!!我等が裏切り者、神野盤!!死んでその罪償えぃ!!」
「北別府一派…、わからんのか!!柚子の命を賭して残したこのカード一枚の意味が!!存在意味が!!」

だが、男。いや、神野盤にはもはや彼等から逃れるだけの余力は残ってはいなかった。
確実なる死を運ぶ、北別府一門。

だが、神野は生きなければならない。生き抜かなければならない。
どうする!?

「Kフェンサー!!」

空を裂く怒号と共に、それは北別府一門に投げつけられた。
途端に紙のように人体を裂き、崩れ落ちる刺客達。

Kフェンサーなる、光の日輪が神野を追う刺客達を一網打尽にしていくのである。
奇跡は起きた。

いや、奇跡は起こす物なのだ!!

「爆雲忍者隊のレッド君か!?だが、爆雲斎様は既に北別府の行動を許しているは…」
「爆雲斎様の命でなく、我等が単独で柑橘斎様方に協力しておりますれば!!」

シュルシュルシュル…。
その時、尾を伴うような細い怪音が耳に入ったかと思うと。

それは炸裂した。

ゴゴゴゴゴッ!!

大地を抉り、巨大振動をも捲き起こし炸裂した。
天から一つの巨大な岩石が降下して来たのだ。

「ぐぇーーーー!!」
「ぼげげげーーーーっ!!」

次々と、北別府なる男の刺客達が逃げ遅れて熱波で吹き飛ばされていく。
竹林は燃え出し、辺りはさながらこの世の地獄絵図だ。

「反物質惑星とその支星の周囲の屑星が里に直撃したのか!?恐らく各地の天文台でも観測出来る規模だぞ!!」

神野を救いし、レッドなる男がそう言い掛けた時だった。
鈍い回転音を響かせて、一機の漆黒のヘリが上空に現れた。

バラバラバラバラ…。

漆黒のヘリには、正方形を組み合わせた深い紫の色。
一際輝く、天の刻印。

そうだ、間違いない。
この漆黒の機影に乗る彼こそが。そうだ、彼こそが。

「武装決起企業天竺会長!!壬黒龍がいざ参る!!」

-つづく-

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Web小説-武装決起カード大決戦2-

Posted by Futatsubashi on 28th 9月 2009 in Second Life, 小説, 武装決起カード大決戦

「赤き月の民か、古代華皇朝文明でなければこれ程の出力の怪光線…、出せようはずがない!!」

白く雄雄しく輝く光の単線は、明らかに彼等を狙い撃ちにしていた。
それはさながら、バルジオンに近づくのを阻まんが如くに。
一人、また一人燃え死ぬ最中、地平線の彼方より不気味な足並み揃えた行進音が鳴り響く。

シュンシュンシュシュシュン。

空を切り裂く不気味な怪音。
闇の魔軍の地獄の行進、時代の悪意が破滅を誘う。

今、彼等が!!彼等が!!彼等が来る!!

「第三帝国、ナチだ…」
「ですが局長!!今の人類にこれ程の科学力を有した人物が…、いやドイツにも!!これは明らかなオーバーテクノロジーだ!!」
「いる!!一人だけ存在する!!ゲッペルス配下にして時代に意味嫌われた男、悪意の科学の申し子…、その名は…」

ゲイル・ズダーバンが言い掛けた時、地の彼方より迫りし魔軍が一斉に襲い掛かった。
この時既に、ゲイル・ズダーバンを含め、彼等の人数は既に五名余りにまで減っていた。

迫る魔軍は千はいようか。
東西南北、四方八方、縦横左右。そのいずれもから奴等は迫る。
誰もが自らの死を覚悟したが、その時だった!!

「月の神秘の力、ヘリウム3が我手に宿る!!爆砕抜骨(ばくさいばっこつ)アダマンタイト!!」

黒衣の宰相、ゲイル・ズダーバン局長の片腕がありえない方向に捻じ曲がり、得意な骨身が得意気にその肘より露出したのである。
愚かしくも、彼に近付いた黒い影のような魔軍は、哀れにも空気中に全て気化していった。

刹那、魔軍の中心を割り、人知を超越した速度で一人の男が局長等に迫る。
その速さ、まさにKA.MI.KA.ZE(かみかぜ)。

「そうだ、私だよゲイル!!偉大なるドイツが生んだ最高の叡智!!超人超能力研究所所長にして、総統に世界を与える者!!」
「ナイアラー・トテップ!!貴様の仕業かぁぁぁぁっ!!」

人間ではない。
誰もが、ナイアラーと呼ばれた男の顔を覗き込めばそう思ったであろう。彼の顔は犬だった。
いや、正確には彼は人間だ。詳しく語るならば、元(もと)人間である。

彼は、全ての獣人創造の父にして、自らも獣人に作り変えたミュータント研究の第一人者。
それがナイアラー・トテップその人の正体である。

「空を劈くこの光の単線と言い、夥しい(おびただしい)数の軍勢と言い。ついに貴様のプロジェクト李白の大願成就が報われたと言うのかね!!」
「違うね、だが私は見つけたのだよ!!世界を導く偉大な力、神をも超える銀河最強最高の強大な力だ!!シリウス魔界の奥深くに眠っていたよ。」
「華皇朝に?まさか貴様、手を付けたな!!貴様等人類風情が手を付けるべきではない禁忌に手を付けたな!!バルジオンのつがい、それは神のカードだ!!」

今、黙示録の地獄の予言が真実となった。

同日同刻、日本奥飛騨山中。

「貴方、いよいよ別れの刻がやって参りました。短くも、夢のような日々をありがとう。私は、私は幸せでした」

一人の女が、この世と別れを告げようとしていた。
いや、告げるしかなかったのだ。これが時代のうねりその物だったのだから。
男は告げる。

「わかっている。迎夢の事は俺に任せろ。お前は何も、何一つ気にする事等ないのだよ」

男は決して冷酷無慈悲な輩等ではない。
誰よりも彼女を愛していた。
愛していた、愛していたが、女がこの日この世に別れを告げるのはどうにもならぬ自然の摂理だった。

女の腹にはぽっかりと穴が開いていたから。

「こっ、これを…。これのみが、世界を救う唯一絶対無比の希望の光だから…。私達の世代で必ず終わりにして下さい。この子達が笑って暮らせる世界を…」

彼女の腹からは、赤く輝く一枚の神秘のカードが出現していた。

-つづく-

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Web小説-武装決起カード大決戦1-

Posted by Futatsubashi on 28th 9月 2009 in Second Life, 小説, 武装決起カード大決戦

知者がすでに千年も前に答えている問題を、無知な人は改めてまた得意げに提出するのだ。
-ヴォルフガング・ゲーテ『格言と反省』より-

「人類が魔界の門をこじ開けたその日から、二度とは帰れぬ黄泉の道に迷い込んだのだ。わかっていた、そんな事はわかっていたさ…」

かつて、アークと言う男がいた。
人類史上初めて、シャドー事件の渦中にいて生き延びる事の出来た唯一の男。
そして彼はもういない、全てを『そこに置いて』この世界と決別したからだ。

世界の空を紅蓮の炎で染め上げた『赤の日』。さながらそれはこの世の地獄だったように思う。
赤の日が何故起きたのか、今は多くは語らないが。この日を境に、ユーラシア、アメリカ、アフリカ、オーストラリア、南極大陸のいずれもが瓦解していった。
大地は悲鳴を挙げ、泣き叫ぶ。海は四海全て、見渡す限りを血の赤に染め上げた。そして、見上げればその空も!!

夢を、人々の希望を飲み込み、暗黒の時代はそのうねりを挙げた。
そんな時代にシャドー事件は起きたのだよ。

どうして、お母さんはいなくなったの?
どうして、私のお父さんはきえてなくなったの?

もう私は誰も愛さない。
そう、心が壊れていくだけだから…。

-武装決起カード大決戦イントロダクション-

世界が赤の色で染まったあの日、みんな消えていったよ。
文字通りの0、無、一言で言えば『なにもない』事が当たり前であるかのように。
さなか、誰だったかな。

勇壮に私の目の前に、夕日を背に立っていた少年がいたなぁ。
もうあの日には帰れないけれど、あの子の不気味な笑いと、今もなお私の頭の中で鳴り響く。
悲しい旋律のオルゴールの音色が忘れられない。

「あひゃぁぁぁぁー」
誰かが奇声をあげて、また一人消えていく。
誰かが?

違うみんなだ!!
「お母さんの言う事を聞いて、お父さんとこれに乗って逃げて!!」
母も消えた。

どんどん赤で染まる天地四海。
私はそこを後にした。

「10万の人間がここにいるんだ!!ここは安全なんだろう!!安全じゃなきゃ困るんだ!!この子は…」
空にも安息はなく、父も消えた。

今、世界が赤と白に包まれていく。
そうだ、もう眠ろう。
そうする事で楽になれるのだから。

「生きたいか?」
その時、誰かがそう言ったような気がした。
白から、青を取り戻していく赤に落ちていきながら私は助かった。

「社長お時間です」
「あぁ、わかっている。今度は私が世界全土をカードと言う名の微笑みで染め上げてやろう」

私が、あの日最後にみた勇壮な古代の壁画。
それだけが、私の今生きている存在価値。

変えてやろう、世界全土を再び悲しみのない時代に!!

-第一幕『ばら撒かれた手札』-

1942年、現ロシアイルクーツク地方。
ここに些か妙な一団が訪れる。

彼等こそが、後の世に世界を揺るがす事件となった『世界カード大戦』の引き金となった者達である。

「周囲の結界の力が弱く、か細くなりはじめている…。もはや限界なのか?結界その物が決壊しかけている」
「ははは、ズダーバン局長。それは全く笑えない趣味の悪いジョークですよ…」

黒衣の男、ゲイル・ズダーバンなる人物と、その取り巻き。
二十人はいるだろうか?だが、珍妙奇天烈なる光景はそれだけではなかった。

「あの驚愕すべき力を秘めた亜神と、局長御自らが施した電磁結界が諸刃のようにこうも脆く…」
「だが、ナインクローズもナチも動いてはいない。ましてや私以外の三皇もだ」

門だ、一つの赤く脈打つ、天を見上げる程に巨大な門がそこに鎮座していたのだ。
デビルズゲート九龍大結界。

一団の誰かがそう言った。
世界に百と八あると言う、この偉大な生きた門がデビルズゲート!!

この門のために、我々人類は今も続く戦いの歴史を開いてしまった。
門外不出の憎しみの門。

「キャプテン・クロウに悟られるな。ただちにこの門には再度の電磁結界をかける」

黒衣の宰相の指示が飛んだその時、デビルズゲートなる暗黒の門の周囲を覆い尽くした土塊が雪崩落ちた。

ゴゴゴゴゴッ!!
不気味な咆哮(ほうこう)の如き、雄叫びのような音(おん)を発し、それは崩れ落ちた。
そして我々人類の眼に、直視し難い光景が焼き付けられた。

これがはじまりだった。

「バルジオン!!悪魔の巨龍はこの地に…」
「そうだ、これがバルジオン。そして、こいつのもう一つの片割れは宇宙(そら)にいる!!」

土砂の壁面に張り付くように、土塊と一体化していたそれはバルジオン。
そうだ、そいつは悪魔の巨龍。決して外界には放つべきではない巨龍。
それがバルジオン。

一人。
一人、バルジオンなる巨龍に手を伸ばそうとした時の事だ。閃光が迸り、男を含めた数人が焼けて消えた。
跡形もなく、だ。

「キャプテン・クロウか!?いや、違う!!この攻撃は衛星軌道上からのものだ!!」

凍てつく大地に、煌々と。
闇夜に輝く光の単線は、いつまでも。
いつまでも輝いていた。

-つづく-

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