WiiU版序盤のストーリー
主人公が生まれ育った故郷、エテーネの隠れ里は滅亡の危機に瀕していた。
村一番の能力者でもあるオババ様の施した結界をも乗り越えて魔物が入り込んで来たのだ。
村を救う為に、主人公と兄弟。オババ様の側近の三名は、とある物を取りにさる洞窟へと足を運ぶ。
そこに現れ待ち構えていたのは魔物、魔導鬼ベドラー。
彼はエテーネの民を知っていた。
そして彼はこうも言う、エテーネの民は時を渡る民なのだと。
死闘の末、ベドラー敗れ去る事となるが…。
その死の間際、謎の『冥王』なる存在を口にし、その最後の力を持ってして主人公達が探し求めていた希望の種子を根絶やしとする。
全てを諦め、絶望しかけたその時。
主人公の兄弟が残された最後の種子を見つけ出す。
これで村が救われる。
そうなるかに思われたが、村への帰路。
どうも空模様がおかしい。それにあれほどいた魔物がただの一匹も消え果てている。
胸騒ぎ。
その時だった、村に落雷が落ちたのだ。
急いで主人公達は帰る。
が…。
村で彼等がみたものは、おびただしい数の魔物、魔物、魔物。
そして壊滅。
その時、一筋の火球が主人公の兄弟を襲う。その瞬間の事だった、時の進みが完全に制止したのだ。
時間が完全に止まる。
そして主人公の兄弟は。
消えた…。
同時に、村を壊滅させた魔物達の首魁が姿を表す。あの、魔導鬼ベドラーが死の間際に口走ったその男。
冥王ネルゲル。
天高く浮かび上がる彼の放った…。
その一撃が天を、時空を裂く。
そうしてエテーネは滅んだ。
が…。
主人公のその魂は場所を越え、目覚めし五つの種族の大陸へと。