黒陽美食会軍師にして、通称黒衣の宰相。中國系國籍の人物と思われるが、その出生地は定かではない。青白い肌故に、何らかのミュータント種ではないかとも目されている渦中の人物。
明確な何らかの意図を持って黒陽帝の為に暗躍している、彼への忠誠度の高い人物。飄々(ひょうひょう)とした人物で、一見すると狂人のように振る舞っているが恐ろしく計算高い男でもある。一人称は主に『小生(しょうせい)』或いは『わたくし』だが、稀にキレると俺となる。
神の左手と対となる、悪魔の右手(サタンファング)の所有者。
「箱庭の、言い換えれば支配の何が悪い!?我等が創りあげた、太古の地球の歴史上も見てみろ!!有史以来人類の歴史は支配と崩壊、再構築の歴史だった…。今、小生が宇宙規模でそれを再び行おうと誰に咎(とが)があろう!!lこの世に善悪等あろうものか、善悪とは貴様等人類の考え出した概念に過ぎない」