Android Wars 1983、アゼル・ラヴクラフトの弟にして世界的娯楽企業アークインダストリーの社長。
世界がSIM郡と呼ばれる小島に寸断された赤の日、一部の人間が煙のように消え去るシャドウ事件が巻き起こり、彼のいた共産圏の異物である宇宙ステーション神舟でも、次々と尊い人命が煙のように消えていった。
その最中、謎の『アポカリプスの叫び』なる壁画を発見した彼は、一人生き延び再び地球の土を踏む事となった。
武装決起SAGA中『武装決起企業天竺』での最大のトリックスター的存在。
中国大陸の外界と隔離された内地の孤島、月讀島(別名龍岳島-Longyue Dao-)に生まれ、幼少期に死人を生き返らせる等の数々の奇跡を起こしたまま消息が途絶える。
その後、シチリア島にて存在の確認された彼は、デスペラード一家と呼ばれるシチリア最大のマフィアの乗っ取りに成功し。そのまま天竺への身売りを決行。
そして赤の日が起き、大陸が海の藻屑となっていったが月讀島は沈む事はなかった。
最初に月讀島から壬黒龍が消えて実に128年、彼はこの島に戻って来た。
海賊との抗争が熾烈を極める中、この新たに天竺本社となっていた月讀島はゲルバドル事件(神螺戦争)の勃発で、ついには海賊の働きもあり跡形もなく消滅した。
ここに完全消滅したかに思われていた壬黒龍だが、瓦礫の中より手首だけが外界に露出していた事が引き金となり、マダム閻魔の外宇宙の神秘の力エルクシウム可視光線により復活を果たす。